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履歴書パート別解説:志望動機欄(NG編)

こんな志望動機は書いてはいけない

 

履歴書の技術・NGの志望理由|幸せなサラリーマン講座

最後に、ありがちな、そして評価されない志望動機の表現例を紹介しておきましょう。

 

履歴書は「失点を防いで少しでも得点を稼ぐ」べき書類です。

 

NGの志望動機を書いてしまって失点するのは非常に痛いことですから、あなたの志望動機が当てはまっていないか、ここでチェックしておきましょう。

NGの可能性が高いフレーズ

 

  • 「御社で今までの経験を活かして」
  •  

  • 「御社の将来性に魅力を感じ」
  •  

  • 「御社の事業内容に興味を持ち」
  •  

  • 「御社で自己実現したいと思い」
  •  

  • 「御社の社風に合っているので」
  •  

  • 「御社はあこがれの企業であり」
  •  

  • 「御社で◯◯を身につけたい(成長したい)」

 

あなたもドキっとしたのではありませんか?

 

上記の例が問題である理由は一様ではありませんが、ほぼ共通して言えることは、

 

抽象的で具体性がない

 

ということです。

 

耳障りが良くてそれらしいので便利に使ってしまいますが、「要するにどういうことか」が足りないのです。

 

逆に言えば、「今までの経験」「事業内容に興味」などは、自分の言葉具体的な中身をしっかり説明するなら、決してNGではありません。

 

 

また、「将来性に魅力」や「社風に合っている」「あこがれの企業」などは、

 

ただ自分にとって好ましい会社だから入りたい

 

という、自分本位で主体性の無い動機であるため、それだけでは評価は得られません。

 

 

「自己実現したい」「◯◯を身につけたい(成長したい)」などは、一見ポジティブで良さそうにも思えます。

 

しかし、「会社に貢献する」「利益をもたらす」という視点を伴っていないため、やはりそれだけでは評価を得ることは難しいでしょう。

 

また、中高年の方の場合は基本的に「即戦力」であることを期待しての採用となりますので、「入社後の成長」を志望動機に盛り込むのは逆効果であることに注意が必要です。

 

 

 

上記のNG例は、あくまでも「そのフレーズ単体では志望動機として成立しない」という例です。

 

説得力のある説明を伴ったり、あるいは志望動機の一部としてなら成立する可能性はあります。

 


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