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Vol.6 内定を蹴る勇気

 

転職支援の仕事をしていると、

 

早く結果(内定)を出してもらう

 

ということに気持ちが向きがちになる。

 

受講者にとっても早く決まるに越したことはないし、コンサルタントにとっても肩の荷が下りてホッとすることは事実だ。

 

それに、

 

受講後たった1ヶ月で内定獲得!

 

などと言えば、コンサルの効果のアピールには持ってこいである。

 

でも、コンサルとしては、自分の中のこの「早く結果を出したいという欲求」を戒めることが大切だと思う。

 

なぜなら、

 

早く出た内定が、その人にとってベストなものとは限らない

 

からだ。

 

内定が出る先やそのタイミングは、自分ではコントロールできない。

 

だから、自分にとってベストな内定が、後のタイミングで出る可能性は常にあるのだ。

 

転職コンサルタントにとって求められるのは、

 

 

目の前の内定は、本当にその人にとってふさわしいものか
その人が今よりも良い条件の内定が出る可能性がどれだけあるか

 

 

見極める目であり、またその内定がふさわしいものではないと判断した時に、それを見送るアドバイスをする勇気だ。

 

厳しい転職活動の中でやっと手にした内定を捨てるという判断は、とても難しいもの。

 

不適切な判断は、多くの時間やお金の損失、精神的苦痛を生む。

 

だからこそ、コンサルタントの責任は重大なのだ。


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