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Vol.26 むりょうそうだん2

ある日、パソコン作業に集中している時に、一本の電話が鳴った。

 

電話機には「非通知」の表示が出ている。

 

番号が非通知のものは基本的に出ないことにしているが、その時は反射的に受話器を取ってしまった。

 

「無料で転職相談ができるってことだったので」

 

「(私)すいません、原則としてコンサルティングの受講希望者の方しか受け付けていないんです。」

 

冷たいと思われるかもしれないが、無料相談窓口と思って気軽に電話して来る方をすべて相手にするわけにはいかない。

 

私はビジネスとして転職支援を行なっており、自分の時間は私にお金を払って頂く方に使うのが筋だ。

 

「あ、受講も考えてるんですが、その前にいくつか確認したくて」

 

受講を考えているというのでムゲにすることもできず、私は話を聞くことにした。

 

25歳という電話の主は、受け答えは一見礼儀正しく、質問も明確であったため、私は1つ1つ真剣に答えていった。

 

しかし、受講相談とは名ばかりで、次から次に具体的な転職アドバイスを求める質問が、気がつけば30分以上続いていた。

 

さすがに私も不審に思い、

 

「(私)申し訳ないですが、これ以上の具体的なアドバイスは受講者でもない方にお話できません。受講を希望されますか?」

 

と伝えた。

 

すると…

 

「そうですか。ガチャッ、プーッ、プーッ、プーッ………

 

唐突に電話は切れた。

 

彼のサラリーマン生活がうまくいかないのも不思議ではない。

 

実はこんなケースは初めてではなく、同じようなことは過去に何度もある。

 

しかも、記憶ではほとんどが20代の若者である。

 

日本の将来がちょっと心配になる瞬間だ。

 

 

 

 

 


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