仕事辞めたい/転職に失敗したくない|幸せなサラリーマン講座

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転職の損得勘定:あなたは本当に転職すべきなのか

転職はバラ色か

 

すでに退職されている方には不要な話ですが…

 

お金を払って転職コンサルを受講したいと言ってきた方であろうとも、その方がまだ在職者であれば、私は必ず「本当に転職する必要がありますか」と問うことにしています。

 

その結果、数人に1人は転職を思い留まり、私は受講者を失うことになります。

 

でも、私は転職コンサルとして転職支援を行うだけでなく、相談者がベストなキャリア選択をする支援をしたいと思っているので、損をしたとは思いません。

転職の基本と戦略・安易な転職|幸せなサラリーマン講座

 

安易な転職、不必要な転職は、人を不幸にするからです。

 

(転職することが常に不幸という意味ではありませんので念のため)

 

 

民間の求人サイトや人材紹介会社のサイトを見ると、転職がまるで幸せをつかむためのチケットであるかのように見えます。

 

「あなたにピッタリのお仕事がきっと見つかる!」
「あなたも転職で年収アップを目指そう」
「年収1,000万円以上の求人が多数!」

 

それも当然のことで、そうした求人サイトや人材紹介会社は、基本的に人材を採用したい企業と採用されたり転職希望者とをマッチングし、転職を成功させることで収益をあげる仕組みになっています。

 

ですから、転職が魅力的なものである(ように見える)必要があるのです。

 

転職をすることで失うもの

 

ですが、在職者の方は、もう少し冷静に、客観的に転職の必要性を検討する必要があります。

 

転職すること自体が、本質的に過去の財産を手放す活動だからです。

 

あなたはもしかしたら今の会社に対して不満だらけかもしれませんが、得ているものもたくさんあるはずです。

 

社内で積み上げてきたキャリアや信頼、培ってきた人脈、獲得してきた待遇など…

 

その会社を出て転職をしてしまえば、そうしたものを全てリセットすることになります。

 

転職の基本と戦略・転職の意味|幸せなサラリーマン講座

転職先ではキャリアも信頼も人脈も、もちろんそこでの実績もまったくありません。

 

商品やサービスに対する知識も不十分でしょう。

 

その状態で転職先から高い給料をもらうことがいかに難しいことか、そして失った財産をゼロから積み上げていくことがいかに大変かを、十分に考える必要があります。

 

転職したい理由が人間関係であっても仕事の中身であっても、異動などによって今の会社にいたまま改善・解消できる可能性はあるはずです。

 

また、今の会社で解消できない問題が、次の会社で解消できるという保証もありません。

あなたの給料は本当に安い?

 

給料・待遇の不満についても注意が必要です。

 

特に、規模の大きな企業に在職し、かつ今の会社の勤続が長い方は、自分の給与水準を過小評価している可能性がかなりあります。

 

つまり、「相場からすれば恵まれていることに気づいていない」ということです。

 

また、リーマン・ショック以後は、それ以前と比較して明らかな給与水準の低下があるのでなおさらです。

転職の基本と戦略・待遇の低下|幸せなサラリーマン講座

 

極端な話、年収1,000万だった方が500万の職しか得られない可能性だってあるのです。

 

会社を辞めて初めて自分の市場価値や適正待遇を知って青くなるのでは、時すでに遅しです。

 

転職前に、自分が「いくらで売れる人材なのか」「満足できる条件で採用される可能性はどれくらいあるのか」をできる限り確かめておく必要があります。

 

転職には常に不確実性が伴う

 

それから、転職に伴うリスクとして忘れてはならないのが、「転職先の情報不足」です。

 

長く勤めている会社であれば、良い情報も悪い情報も自ずとたくさん伝わってきます。

転職の基本と戦略・転職先の情報不足|幸せなサラリーマン講座

 

しかし、転職先については、限られたルートからの限られた情報しか得ることができません。

 

(最近はインターネット上から情報も増えましたが、その信頼性は不確実です)

 

経営状態や社風、人間関係など、入社してみて「聞いていた話と違う」となった事例は、枚挙にいとまがないくらいです。

 

実際のところ、

 

入ってみないとわからない

 

のです。

 

以上、少し転職に対してネガティブなお話をし過ぎたかもしれません。

 

転職によって新しい可能性や出会いも生まれますから、すべてが悪いわけではありません。

 

でも、失うものの大きさが確かである一方で、得られるもののを大きさが不確実なものが転職です。

 

慎重な上にも慎重を期して判断されることをお勧めします。

 


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