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教材は勇気を持って絞り込むべし

教材は少ないほど良い

 

「資格試験に合格するためには、人よりたくさんの教材に取り組まないといけない」

 

あなたはそんなふうに思っていませんか?

 

受験生が犯しやすい過ちの一つが、不安に駆られてたくさんの参考書・問題集を買い込んでしまうことです。

 

隣の芝生は青い」で、「○○の本が良いらしい」と聞くと、それを買わないと合格できないような気がしてくるものです。

 

実は私も、大学受験のときには評判の高い参考書を片っ端から買いまくって、机の上に積んでいました(笑)。貧乏性なので1回は目を通すのですが、得られたのは自己満足だけ。少しも身になっていませんでした。

 

これが受験勉強においてやっていはいけない、一番効率の悪い学習法です。

 

初めて新しい教材に取り組むときは、時間がかかって苦労する割に、内容は少ししか頭に残りません。しかし、同じ教材を2回、3回と繰り返すうちに、かかる時間はより短くなり、逆に内容はグンと身に付くようになるのです。

 

つまり、繰り返し取り組まないで別の教材に手を伸ばすのは、リンゴの皮だけむいて実を食べず、また次のリンゴの皮をむくようなものです。

 

実を食べましょう!

 

合格への早道は、信頼できる最低限の教材に絞り込み、それを繰り返すこと。それが一番楽で、かつ効率が上がる学習法です。

 

5冊の問題集を1回づつ解くよりも、1冊の問題集を5回解く方がはるかに楽に、そして力がつきます。

 

教材を過剰に買い込むことは、お金を払って負担を買い、合格を自分から遠ざけているようなもの。勇気を持って「教材のリストラ」を行いましょう。

教材のスリム化には徹底的な情報収集が必要

 

上記のように、一番効率的な学習法は、

 

これだけをやれば合格できる

 

という教材だけに絞り込んで取り組むことです。

 

しかし、それには正しく教材を取捨選択できることが前提になります。

 

そのために必要なことは、徹底的な情報収集です。

 

一番参考になるのは、あなたが目指す資格試験に合格した人の体験談です。

 

知人、書籍、インターネットなど、可能な限りいろいろな合格者の情報を集めましょう。それを通じて、

 

  • どれだけの種類・分量の教材が必要なのか
  • それぞれの種類ではどの教材が良いのか

 

を把握するのです。

 

数多くの合格者に共通する情報ほど信頼性は高くなります。

 

プロのスポーツ選手は、使う道具に徹底的にこだわります。
資格を目指すあなたは受験のプロにならなければならないのですから、教材選びには徹底的にこだわりましょう。

 

そして、一度決めたら「浮気をしない」ことです。

 

教材には相性もある

 

ただ、教材には「合う」「合わない」という相性もあります。

 

評判の高い教材でも、自分には「なんとなくわかりづらい」「どうもやる気が出ない」ということはあり得ます。

 

教材は毎日のように、そして長期間に渡って過ごす「相棒」ですから、相性も非常に重要です。

 

ですから、教材を選ぶ際には、できる限り実物を手にとって確認する作業が大切です。

 

候補として評判の高いものをいくつかピックアップした上で、最後は相性で決めると良いでしょう。


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